「シャンティ」はインドの言葉で「平安」を意味する。 「シャンティ」であるならばなにもいらない、完全な満足、そんな状態。普通に生活する中で、常にそうありたいものです。
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■ 「日本」はいつ日本になったのか。3
2005年10月31日 (月) 03:40 * 編集

ヤマトと訓読される「日本」は、何よりまず、天皇の王朝の名であった。そして、ヤマトと訓読されるかぎり、天皇を核とするヤマトの国制が意識されつづけたであろう。つまり、音読のニッポン・ニホンとなったことにより、ヤマトの枠組みが依然として生きていることが曖昧になったのである。そして、ヤマトとは違った展開をしていた地域をも、ニッポン・ニホンのなかに組み込むことを容易にしたのである。
                                『日本の誕生』吉田孝 206p



天皇が日本を支配した根拠を記したものとして、『古事記』『日本書紀』はあった。
そこに書かれていることは、「天皇は神の子孫であるからこの国を治めることができるのである」ということである。

『古事記』には次のように書かれる。

「天地初めて發(ひら)けし時、高天の原に成れる神の名は、天之御中主神。~」から始まり、
「ここに天つ神諸(もろもろ)の命(みこと)をもちて、伊邪那岐命、伊邪那美命、二柱の神に、「この漂へる國を修め理(つく)り固め成せ。」と詔(の)りて、天の沼矛(ぬぼこ)を賜いて、言依さしたまひき。」

伊邪那岐命の子が天照大神、その子孫が神武天皇へと連なる。
このような神話に基づいて天皇家は日本を治める根拠にしたのである。
神話、そう、まさしく神話である。けれどもこの神話を守ることに天皇家は努めてきた。男系の血を守ることである。女系天皇を認めることはこの原則が崩れることになる。改めて確認するが、女性天皇は過去にもあった。愛子様が天皇になられること(女性天皇)これは原則に違反しない。しかし愛子様の子どもが天皇になられること(女系天皇)、これは過去に例がない。通常このことは、王朝の変更とみなされるという。神武天皇以来続いてきた王朝がその時点で終わるのだ。少なくとも天武天皇以来続いてきた歴史が断絶することとなる。
「日本」が王朝名であったなら「日本」はここに終わるのだ。
その決定が今まさになされようとしているのだ。

--愛子様の子供から見た系譜--- (2チャンネルからコピペさせてもらいました)

 女系系譜      皇統        男系系譜
 
 由美子母      昭和天皇       夫の曾祖父
   \         │          / 
  小和田由美子   天皇陛下     夫の祖父
      \      │        / 
      雅子様  皇太子殿下   夫の父
         \  /       /
          愛子様    愛子様の夫
            \     /
             お子様

全ての物事には二面性がある。正の側面と、負の側面だ。
「日本」という国家ももちろんこの二面性を持つ。
天皇の名の下に行われた戦争において、日本は敗北し多くの人々が死んだ。自国の民も、他国の民も。日本に含まれる、沖縄やアイヌの人々は、もともと「日本人」ではなかった。同化を行うにあたって暴力が使われた。多くの悲劇と悲惨があった(ある)。負の側面だ。
国家を持たない民族の悲劇だ。このことは慎重に書かなくてはいけない問題だ。国家を求めて民族は暴力を行使する。国家を持たない民は暴力の行使にさらされる。国家を持たないイスラエルの民は国家を持った結果、パレスチナの民を迫害している。国家を持たないクルドの民は虐殺を受けても支援の手はなかった。アメリカの先住民族(インディアンと呼ばれる人々)は、国家を持たないまま、戦いに敗れつづけ、現在残っている人々はわずかな居留地に追いやられた。大陸全てが彼らの土地だったのに。
国家としての独立を保つことは平和に生きることの基礎だ。
「日本」は個々にみていけば、色々問題はあるだろう。ただしトータルに眺めてみれば、うまくやってきたと思う。飢えない社会はこの国において達成されているのだ。
この国が「日本」になったのは、2回有る。天武天皇の時と、明治維新だ。
どちらも神社が再編され天皇を頂点とする体系に変革された。その時、古くからある形が失われてきた。それでも、神社は古くからある息吹を今に伝える。自然をそのまま保つこと、これが神社の神域を形作る。神社は太古からの聖地を受け継いできている土地でもある。その伝統を破壊したのも天皇制だが、その伝統を保持してきたのも天皇制なのだ。
神話の時代が地続きに今の生活に繋がる。そのような意識のもとに暮らす人々は現在極めてまれであるという。いわゆる先進国では日本だけだという。このことを我々は普段意識しないが、凄いことだ。

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